対談インタビュー

目指すは、
病気のない世界。
社長と副社長が語る、
BMSの挑戦と未来。

「再生医療」というフロンティアで、患者様へ希望を届けるバイオミメティクスシンパシーズ(以下BMS)。
今回は、経営を牽引する大西社長と陳副社長に、これまでの歩みと未来へのビジョンについて語ってもらいました。

代表取締役副社長 陳 闊

親族の病気をきっかけに、先端医療技術に関心を持つように。入社前から経営陣との交流があり、BMSの技術力とそれがもたらす患者様への希望に強く惹かれ、入社を決意する。2019年に入社後は、中国での大型合弁会社設立プロジェクトを牽引。実績が評価され、2023年に取締役へ就任、2025年に代表取締役副社長へと就任する。

代表取締役社長 大西 啓介

カリフォルニア大学で神経科学の基礎研究に従事した後、2019年にBMSへ。面接での「どう生きたいか」という問いに対し、研究者としての専門性だけでなく、より広範なビジネスに携わる可能性を感じて入社。新型コロナの治療に期待ができる物質の発見など、数々の研究成果を出し、わずか3年で取締役へ。翌年2023年に代表取締役社長へ就任する。

SPECIAL
SESSION

01

新たな経営体制で挑む、
26年目のスタートアップ。

━━BMSは今、まさに変革期にあると伺いました。会社の現状について教えてください。

大西

当社は創業から26年目を迎え、経営も新体制になりました。私たちは今の会社を「26年目のスタートアップ」だと捉えています。これまでの積み上げをベースにしつつも、もう一度ゼロから会社を創り上げていく。そのくらいのスピード感と挑戦心で、事業を大きく動かしているところです。

まさに、新しいスタートですね。私は、特にグローバル展開を加速させています。単に技術を売るのではなく、世界中の患者様に届く「プラットフォーム」を創ることが目標です。当社の社風は、良い意味で「勝手にやる」こと。やりたいことがあれば、自ら明確なゴールを描き、努力を重ねてやり遂げる。そんなプロフェッショナルな個が集まる組織でありたいと考えています。

大西

実際、新型コロナ治療薬候補の発見についても、当時の上司から言われたことではなく、自発的に始めたプロジェクトでした。新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい始めた2020年の初めごろから、どの学術論文でも間葉系間質/幹細胞が新型コロナウイルス感染症に有効な理由は抗炎症効果によるものが大きい、という論調でした。

しかし、「本当にそれだけが理由なのだろうか?もし異なるメカニズムが存在すればそれは大きな発見につながるのではないだろうか?」というこれまでにない全く新しい可能性を追求したいという思いから、候補物質の発見に至ることが出来ました。当時は入社して1年と少しの私がこのような発見が出来たというのも、挑戦を重んじる当社の社風があったからだと感じています。

その通りです。私も当社の素晴らしい技術を世界に広めたいという強い気持ちをもっていくつもの海外大手企業へアプローチし、合弁会社設立という成果を上げることが出来ました。そうした成果が評価され、大西さんと私がこの短期間で社長・副社長を任されていることからも、「BMSに社歴や年齢は関係ない」というのが伝わるのではないでしょうか。

SPECIAL
SESSION

02

病気を“治す”から、
“無くす”社会へ。

━━社会の急速な変化が進む中、お二人は今後どんな目標を掲げていますか。

大西

壮大なビジョンになりますが、最終的な目標としては「病気にならない社会」の実現を掲げています。厚生労働省の調査(※)によると、日本では令和5年10月17日(火)~19日(木)の3日間のうち病院ごとに指定した1日の推計で延べ約1億2000万人もの人が医療を受けています。これは、日本の人口とほぼ同等の数が受診しているという驚くべき現状です。

※参照:厚生労働省「令和5年(2023)患者調査」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/23/index.html

この現状を変えるには、病気になってから治すのではなく、その手前の「未病」の段階で食い止める必要があります。自覚症状はあるが検査で異常がない、あるいは異常はあるが症状がない。その曖昧な段階に、「副作用のない再生医療」でアプローチする。これが実現できれば、受診者数を劇的に減らし、社会全体のQOLを底上げできるはずです。

そこで、まずは病に苦しむ患者様のために、当社の技術に興味をお持ちいただいた複数の医療機関と様々な臨床研究を行っています。その過程で私たちが開発したものが患者様に使用され、体調が非常に良くなったというような話を聞くたびに、この仕事を選んで良かったと心から感じます。大手企業で大規模に医薬品を開発することは確かにやりがいあると思いますが、一方でお医者様を通して患者様の声を聞ける当社の環境も、喜びが非常に大きいです。

私の父も難治性疾患があり、それが原因で2024年に倒れた際、当社が関与している臨床研究の下で行われた治療行為で救われた経験があります。身内が実際に救われる姿を見て、当社の技術が持つ希望を改めて確信しました。高いQOLを保ちながら生きられる「長寿医療」を実現すること。これはもはや夢ではなく、私たちが追求し続けなければならない責任だと思っています。

※「未病」の起源は古く、約2000年前に書かれたとされる中国の医学書「黄帝内経」に記されたのが始まりとされています。その中で未病とは、病気は体内にあるが症状が表面に現れていない(しかし近いうちに発症するであろう)状態を指すとされています。現代では自覚症状(だるい、疲れやすいなど)が出始めているが検査をしても異常が出ないような状態を指すことが多く、また西洋医学的未病では検査結果が異常値に近いが自覚症状がない状態を指すとされることがあります。
(参考資料:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000572154.pdfl

SPECIAL
SESSION

03

熱意と覚悟を持って、
志を共にしてくれる
仲間と働きたい。

熱意と覚悟を持って、
志を共にしてくれる仲間と働きたい。

━━今後も会社を成長させるにあたり、お二人はどんな人と働きたいですか。

大西

一言で伝えるなら、「熱意と覚悟を持ち、自ら行動できる人」です。単に「将来性ある会社で働きたい」という方は、当社には向きません。自分の技術や行動が「どう患者様を救うか」に執着し、「一を聞いて十を知り、二十動く」くらいのスピード感と主体性を持つ方であれば、これ以上ないやりがいを感じられる環境です。陳さんはどうですか。

同意見ですが、特に「視座が高い人」と働きたいと思っています。日本国内だけでなく世界を見据え、多様な価値観を受け入れられる柔軟性がBMSの未来を共に創る上では不可欠。目の前の仕事だけでなく、広い視野で事業全体、ひいては世界の医療を見据える志を持つ方と、これからのBMSを歩んでいきたいです。

大西

大切なことですね。例えば研究者で言うと、単に「研究がしたい」方なら大学でもそれは叶います。そうではなく、「病気を治したい」「世の中の役に立ちたい」というもう一歩先の志を持つ人こそ、夢を叶えられるステージがBMSにはある。これは、私が入社した当時から今も、この先も変わらない、当社の軸です。

加えて、夢や志を実現するため、大きな挑戦をできるだけの環境がBMSにはありますよね。私自身、営業時代には自身の経験不足から大型案件を失注することもありました。それでも会社は私に期待をかけ、何度も次の挑戦を後押ししてくれました。だからこそ次は私たちが後押しする番。仲間の挑戦を応援し、背中を押す存在になれたらと思っています。

大西

その通りですね。社員にはよく、「責任は私が取るから、やりたいことはやり切れ」と伝えていますが、最終的に経営として責任を取る覚悟はできています。だからこそ、自分のやりたいことに命を懸け、泥臭くやり遂げる人と一緒に働きたいです。

覚悟や努力は必要ですが、本気で「世界を変えたい」「家族や大切な人を救いたい」という情熱があるなら、BMSは最高の舞台になります。世の中を驚かせる挑戦を、共にしていきましょう。

Entry

ENTRY エントリー