2025年9月2日に新しい特許を取得いたしました。特許第7744665号
2025年9月2日に新しい特許を取得いたしました。
間葉系間質細胞(間葉系幹細胞;MSC)*は抗炎症効果など様々な治療効果が期待され、数多くの研究がなされています。しかし、その詳細な分子メカニズム・作用機序はほとんど明らかになっていません。
当社は、MSCの分泌物を含む培養上清が、皮膚の弾力やハリ、バリア機能などに深く関連する遺伝子の発現を制御することを明らかにし、その発見を元に特許を取得しました。
MSCが皮膚の創傷治癒やアトピー性皮膚炎、発毛・育毛に関与しうることを遺伝子発現の観点から発見したものであり、本特許は非常に重要な基礎となるものと考えています。
<特許概要>
発明の名称:遺伝子発現制御剤
特許番号:第7744665号/特許権者:株式会社バイオミメティクスシンパシーズ
出願日:令和3年4月2日(2021.4.2)/登録日:令和7年9月17日(2025.9.17)
*:日本再生医療学会による2025年6月6日付の声明に従い、従来の呼称である間葉系幹細胞に替え間葉系間質細胞と表現し、カッコ内に旧呼称の間葉系幹細胞と記述しました。
https://www.jsrm.jp/news/news-16348