各疾患に最適化された
“Designed MSC”

間葉系幹細胞は、培養条件によって大きく特性が変化します。

そのため、それぞれの対象疾患において高い治療効果を得るためには、
治療に用いる間葉系幹細胞の特性が最適化されていることが重要となります。
また、少ない細胞数で同じ治療効果が得られるようになれば、
治療コストの低減と安全性の向上に寄与できます。

これらは、当社の“AOFプラットフォーム“で達成が容易となります。
それらの細胞を、当社は"Nao Cell®"と称しています。


間葉系幹細胞は、循環系疾患や自己免疫疾患、線維症まで、様々な疾患に対して効果性が期待されています。優れた治療効果は、疾病の治癒という本来の目的の他にも、医療費の削減、治療期間の短縮、治療満足度にも影響します。

当社では、各々の疾患領域に対して機能を強化した細胞を調製するための、添加因子ライブラリーを保有しています。今後は、間葉系幹細胞のプロファイルをさらに大きく変化させることが可能な遺伝子やmiRNAのトランスフェクションも実施していきます。

“強力な免疫抑制作用” を特徴とするMSC


間葉系幹細胞の重要な機能の1つに免疫抑制作用があります。当社の細胞は、従来の血清培地と比較して、非常に強力な免疫抑制作用を有することを確認しています。そのため、自己免疫疾患に対しても高い有効性が期待されています。

(下記:活性化T細胞増殖抑制試験)

“がん抑制作用” を特徴とするMSC


間葉系幹細胞は、がんに対してプラスとマイナスの両面の作用が報告されています。当社の培養技術で調製された間葉系幹細胞は、担がんモデルマウスに移植した際に、再現性良く抗腫瘍作用を発揮することを確認しています。
このことは、MSCで何らかの疾患治療を行う際に、検出されていないがんが存在する場合にも、安全性を提供することにつながります。また、当社のMSCが有する抗腫瘍作用のメカニズムについては研究を継続中ですが、既存の抗がん剤と異なるメカニズムである可能性があります。その場合、将来的に抗腫瘍作用をさらに強化し、他のがん治療薬と併用することによる相乗効果が見出された際、がん治療にMSCが用いられる未来も実現するかもしれません。

“がん抑制作用” を特徴とするMSC
国立がん研究センター研究所
 分子細胞治療研究部門との共同研究成果

特定の機能性因子を高発現する”Nao Cell®


その他にも、虚血障害に重要なVGEFを高発現するMSC、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドを分解する酵素(ネプリライシン)を高発現するMSC等、複数の種類の間葉系幹細胞を調製する技術を保有しています。

これらについて、培地組成をコントロールすることで達成しています。今後は、さらに高機能で幼若な間葉系幹細胞を創出するために、マスターレギュレーターのようなmiRNAやmRNAのトランスフェクションも実施することで、間葉系幹細胞の治療効果を最大限に高めていきます。

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