論文・学会情報

2021年08月04日

当社AOF培地技術を用いた間葉系幹細胞の基礎実験結果がEuropean review for medical and pharmacological sciences誌に掲載されました。

当社AOF培地技術で培養された脂肪組織由来間葉系幹細胞の筋細胞への抗線維化作用に関する基礎実験の結果が、European review for medical and pharmacological sciences誌に掲載されました。

線維化は肺・肝臓・腎臓などの様々な臓器において、慢性炎症により細胞から細胞外基質と呼ばれるタンパク質を過剰に分泌することで、臓器の硬化と機能不全を起こす病気です。線維化した臓器を治療する有効な治療薬が存在しないため、新たな治療薬の開発が期待されています。
本研究において、当社AOF培地技術で培養された脂肪組織由来間葉系幹細胞の分泌物(培養上清)は、筋芽細胞に対する増殖促進効果と、抗線維化作用を示すことが明らかになりました。本研究は、間葉系幹細胞による線維症治療の可能性を示唆するものであるとともに、今後さらなる研究により、間葉系幹細胞が有する抗線維化作用のメカニズム解明により、新薬ターゲットの発見を通して、線維症に対する新たな治療法の開発も期待されます。

Oki K et al., Anti-fibrotic effect of adipose-derived mesenchymal stem cell conditioned medium in muscle fibrosis. Eur Rev Med Pharmacol Sci 25:4953-4963 (2021).

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